毎日お風呂に入るために必要な給湯器。
よくチラシで見るけど、10〜150万ぐらい価格差があるのはなぜでしょうか。
自宅に合う給湯器を選ばないと損をする可能性もあるので注意しましょう。
本記事では、給湯器の種類や交換する際の費用・時期について紹介していきます。
この記事を読めば・・・
- 給湯器の交換で失敗しない。
- 給湯器の種類がわかる。
- 給湯器の金額差の違いがわかる。
これから給湯器を交換する方は、ぜひ参考にしてみてください。
給湯器の交換目安について
給湯器は、キッチン・洗面台・お風呂へ給湯するために必要な機械です。
昔に比べ、給湯器の種類も増えたので、どれを選んだら良いか迷いますよね。
よくオーバースペックの給湯器が付いている家庭を見ます。
また、壊れてから(お湯が出ない)給湯器を交換する人もよくいますが、タイミングが悪ければすぐ工事が出来ない場合もあります。
給湯器の寿命は8〜15年の為、12年以上経過している場合は、交換をオススメします。
交換のサイン
- 設定温度よりぬるいお湯が出る。
- 12年以上経過している。
- 異音が発生する。
給湯器を安く交換するなら、👇の2社がオススメです。
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キンライサーと正直屋を徹底比較・口コミ
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給湯器の種類について教えて
給湯器は、大きく分けると「ガス式」「電気式」の2種類になります。
ガス式 | 電気式 |
・給湯器 ・熱源機 ・ハイブリット給湯器 ・エネファーム |
・電気温水器 ・エコキュート |
それでは早速以下に、紹介していきます。
ガス式給湯器
ガス式給湯器は、結構種類がたくさんあります。
よく見かけるもので挙げると、この5種類になります。
- 給湯専用
- 高温差し湯
- 追い焚き
- 熱源機
- エネファーム
ではこの5種類一体何が違うのでしょうか?以下にそれぞれの機能の特徴を紹介していきます。
◼︎ 給湯専用
これはお湯を出すだけの給湯器で、足し湯や追い焚きはできません。
価格帯もお手頃で、8〜10万ぐらいで交換可能です。
(出典:リンナイ)
◼︎ 高温差し湯
これはお湯を足すことができる給湯器で、追い焚きはできません。
浴槽内に白キャップが付いた金具が付いているのが特長です。
価格帯もお手頃で、10〜15万で交換可能です。
(出典:リンナイ)
◼︎ 追い焚き
これは追い焚きができる給湯器です。最近はこれが一般的ですね。
価格帯は、15〜20万で交換可能です。
(出典:リンナイ)
◼︎ 熱源機
これは追い焚きだけでなく、床暖房やカワックが使える給湯器です。
価格帯は一気に上がり、35〜40万で交換可能です。
大阪ガスが販売しているのは、この熱源機です。
(出典:リンナイ)
大阪ガスは、床暖やカワックを推奨するために、この熱源機を提案してきます。 しかし、床暖やカワックが付いていない。もしくは今後もつける予定がないならわざわざこの高い熱源機をつける必要はありません。
◼︎ エネファーム
これは発電機能がついた給湯器で、戸建てに基本設置されています。
しかし、ZEH推奨により、最近マンションでもエネファームが設置されてきています。
価格帯がぐっと上がり、140〜200万で交換可能です。
エネファームについては、詳しくはこちらの記事👇をご覧下さい。 近年、電気代高騰への対策として、エネファームへの関心が高まっています。 しかし、内容をしっかり把握した上で設置しないと、損する人やメリットを感じられず無駄になるケースもあるので注意してください。 本記 ... 続きを見る
エネファームとは?|仕組み・費用・停電時について
電気式給湯器
電気式給湯器は、電気温水器とエコキュートが一般的です。
それでは、以下に紹介していきます。
◼︎ エコキュート
エコキュートとは、ヒートポンプ技術を使って空気の熱でお湯を沸かす家庭用給湯器です。
ヒートポンプユニットと貯湯タンクで構成されていて、エネファーム同様、設置場所を必要とします。
価格帯は一気に上がり、60〜90万前後で交換可能です。
(出典:Panasonic)
エコジョーズって何?
(出典:リンナイ)
近年、設置されている給湯器は全てエコジョーズです。
エコジョーズは、少ないガス量で効率よくお湯を沸かす省エネ性の高い給湯器です。
効率がアップすると、ガスの消費量が少なく済むので、環境にやさしく、ガス代の節約につながります。
給湯器の「号数」って何?
給湯器の号数は、16・20・24号が一般的です。
給湯器の号数は、水温+25℃のお湯を1分間に何リットル出すかを指します。
つまり、24号だと1分間に24リットルのお湯を出すということになります。
号数が大きいほど、お風呂・キッチン・洗面台で同時に使ったとしても快適に使えます。
号数が小さいと、同時に使った際に水量が減ったりして支障をきたします。
ご家族の人数が多いと、同時に使うケースも多々あると思うのでその辺りをしっかり計算して号数選定しましょう。
ちなみに、24号が4〜5人家族用に適していると言われています。
どんなメーカーがあるの?
給湯器のメーカーは、Paloma、リンナイ、ノーリツの3社になります。
ほとんど差はないので、工事店が安く勧めてくれるメーカーで問題ないと思います。
Paloma
Palomaのガス給湯器には、リンナイ・ノーリツと比べると種類は少なく、主に追い焚き給湯器をつける人にオススメです。
リンナイ・ノーリツの比べると、少し価格は安くなっています。
リンナイ
リンナイのガス給湯器には、壁掛型、隣接型、据置型とさまざまな種類があるため、基本的にどこにでも設置できます。
オート、フルオートどちらもあるため、自宅にあったものを選べます。
ほとんどの給湯器は、リンナイかノーリツ製が付いていることが多いです。
ノーリツ
ノーリツのガス給湯器には、石油給湯器もあります。
リンナイ同様さまざまな種類があり、壁掛型・据置型、フルート・オートどちらもあります。
ほとんどの給湯器は、リンナイかノーリツ製が付いていることが多いです。