何か対策しないといけないのかなと考えてるんですよ…
最近、電気代高騰への対策に関する相談がすごく増えています。
電気代高騰への対策は、主に2つあります。
1つ目が電力会社を選びなおす。2つ目が太陽光パネル・蓄電池を設置することです。
ここでは蓄電池について紹介していきます。
この記事を読めば・・・
- 電気代高騰への対策方法がわかる。
- 蓄電池について理解が深まる。
- 京セラの家庭用蓄電池「 enerezza」の特徴がわかる。
電気代高騰への対策として蓄電池を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
蓄電池のおさらい
家庭用蓄電池とは、太陽光発電により生み出した電気を充電して貯めておくことができ、必要な時に電気機器に電気を供給することができるバッテリーのことです。
蓄電池こんな方にオススメ
- 災害時、避難所に行きたくない。
- 高齢者と一緒に住んでいる。
- 電気代を抑えたい。
参考
蓄電池を迷っている人は、是非こちらで👇でシミュレーションしてみてください。
蓄電池がどんなものかは、前回の記事で紹介させて頂きましたので、詳しくはこちら👇をご覧ください。
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蓄電池の紹介
家庭用蓄電池を取り扱うメーカーは、たくさんあります。
家庭用蓄電池メーカー
- 京セラ
- オムロン
- SHARP
- Panasonic
- テスラ
家庭用蓄電池 京セラ enerezza
数ある蓄電池の中で、今回オススメするのが京セラのenerezza(エネレッツア)です。
この機種の良いところは、安全性・デザイン性・機能性に優れていることです。
クレイ型リチウムイオン電池で安全性アップ
一般的に出回っているリチウムイオン電池は電解液を使っているので、漏れると発火するのが難点と言われていました。
あまり知られていないですが、実はリチウムイオン電池が原因の火災はよく起きているんです。
そこで京セラは、世界初となる液体を粘土質に混ぜたクレイ型リチウムイオン電池を開発しました。
液体ではなく半固体にしたことで、発火の心配がなくなりました。
(出典:京セラ)
こんな感じで変形しても発火の心配はありません。
2019年 Good Design賞を受賞
これまでの蓄電池は、大きく野暮ったいデザインでした。
しかしenerezzaは、見た目がすっきりして機械に見えない洗練されたデザインとなっています。
サイズは、エアコンの室外機とほぼ同じです。
(出典:京セラ)
選択肢が増え、機能性もアップ
この機種の良い点は、コンパクト化され室内やベランダにも設置可能になったことです。
容量は3種類あり、2年以内であれば増設することも可能です。
オススメポイント
- 室内やベランダに設置可能(室外機ぐらいの大きさ)。
- 3種類(5kWh・10Wh・15kWh)の容量から選べる。
- 2年以内なら増設可能。
小型化され、室内やベランダに設置が可能。
(出典:京セラ)
大きさは、エアコンの室外機ぐらいです。
これまでは外部設置のみでしたが、ベランダや室内にも設置可能となりました。
3種類の容量から選べる。
(出典:京セラ)
今までの蓄電池は大きいか小さいかの2択でしたが、この商品は3種類の選択肢があります。
5.0kWh・10.0kWh・15.0kWhの3種類のラインナップです。
自宅に設置している太陽光発電システムの容量・ライフスタイル・非常時に使用したい電力量などから、最適な蓄電池の容量を選べるようになりました。
洗練されたデザイン
(出典:京セラ)
継ぎ目のない滑らかな曲面で覆われたデザインで、蓄電池ユニット・パワコン・リモコンに統一感を持たせ、空気清浄機のように空間に溶け込むデザインとなっています。
リモコンは蓄電池の残量・太陽光発電システムの発電量などが、従来より見やすくなっています。
設定可能な2種類の運転モード(押し上げなし/押し上げあり)
(出典:京セラ)
太陽光発電により発電した電気(余剰買取の場合)は、宅内で優先的に利用され、余った分が売電されます。
例えば太陽光発電で3kW発電した内の1kWを自宅で使うと、残り2kWが売電されることになります。
しかし、この時に蓄電池から蓄電していた電気を1kW出力し自宅で使うと、太陽光発電で発電した電気の3kW全てを売電できることになります。
これを売電する量を押し上げるため「押し上げ効果」と言います。
京セラの蓄電池では、この押し上げ機能(余剰電力がある時に放電の可否)がある機種とない機種を選べます。
昨今、蓄電池を設置する方の多くは、売電を増やしても安い単価でしか売れないため、高い電気を買わずに自家消費する方が得だと考えています。だから押し上げは必要ないかなと思います。
停電時どれだけ使える?
(出典:京セラ)
蓄電池15kWの場合、最大47時間連続で使用できるので、停電しても日常生活は不自由なく過ごせます。
またトランスユニットを設置すれば、停電時に電気を使いたい部屋を増やしておくことも200Vの電気を使うこともできます。
「非常時安心設定」を行うことで、通常時も全ての電池を使い切らず、”もしも”の時に備えることができます。
残量設定30%〜100%から選択が可能です。
enerezzaの寿命はどれくらい?
蓄電池の寿命は、一般的に15〜30年と言われています。
寿命の目安は、以下の計算式で把握することができます。
蓄電池の寿命
寿命年数=サイクル回数÷365
蓄電池の寿命を表すのに使われるのがサイクル回数です。
サイクル回数とは、満充電から完全放電までを行った回数のことを指しています。
100%まで充電した蓄電池を0%まで放電して完全に電気を使い切った状態が1サイクルとしてカウントされます。
補足説明
満充電とは、蓄電池に100%まで充電すること
完全放電とは、蓄電池が残量0%になるまで放電すること
サイクル回数は1日1回の充放電を元にしていますので、寿命年数=サイクル回数÷365で寿命年数を導き出せます。
enerezzaのサイクル回数が12000回と言われているので、12000÷365=32で約32年が寿命ということになります。
サイクル回数はあくまで目安です。必ずしも上記の期間使用できることを保証するものではありません。上記の計算方法で導き出した寿命は、あくまで蓄電池のバッテリー寿命です。バッテリー以外の部品の劣化などにより、上記の寿命より早く蓄電池が故障することはありえます。
蓄電池を設置した方の声・口コミ・レビュー
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