マンションリフォーム リフォーム前に知っておきたいこと

中古マンション フルリノベーションがおすすめ



近年、フルリノベーションされた中古物件の需要が増加しており、注目が高まっています。

似たことばであるリフォームは古くなった設備の不具合を直すことを指し、リノベーションは建物に新たな付加価値をつけるニュアンスがあります。

フルリノベーションとは建物を一度スケルトン(躯体)だけにして、間取りの変更などを行う大規模改修を意味します。

本記事では、中古マンションを購入しフルリノベーションする利点や特徴を紹介していきます。

 

この記事を読めば・・・

  • 中古マンションをフルリノベするメリットがわかる。
  • 中古マンションをフルリノベする際の注意点がわかる。

 

是非、リフォームの参考にして頂けたらと思います。

 



フルリノベーション中古マンションの特徴・メリット

中古マンションを買ってフルリノベーションするのは、新築マンションを買うのと比べると色々な違いがあります。

フルリノベーションの特徴をメリットと合わせて解説します。

 

新築物件よりもリーズナブル

中古物件は、新築物件に比べ、たとえ好立地だったとしても価格がリーズナブルであることが一般的です。

新築で購入するよりも既存住宅をリノベーションする方が、費用を大幅に抑えられることがよくあります。

 

自由度が高い

マンションというと、部屋数や設備位置など、間取りを変えることができないイメージをもつ人もいると思います。

しかし、一度スケルトンにすれば、水まわり設備の位置変更や4LDKを3LDKにするといった間取変更が自由にできます。

ただマンションの場合は、管理規約を守った上で、リノベーションをする必要があります。

管理規約によって床材の遮音等級が指定されていたり、電気の容量に制限があったり、場合によっては望み通りのリノベーションをすることができない場合があるので注意しましょう。

 

立地の良い場所の可能性が高い

駅から近いエリアや、都心部へのアクセスがしやすいエリアでは、すでにマンションや商業施設などが多く建てられています。

立地の良い新築マンションとなると数が少なく、なかなか希望の物件に巡り合えないかもしれません。

しかし中古マンションなら販売されている物件数が新築マンションと比べてたくさんあります。

立地条件の良い物件も見つけやすいでしょう。

 

資産価値が目減りしない

マンションに限らず、ほとんどの住宅は、築年数が経過するごとに資産価値は下落していきます。

築年数やマンションの立地条件が大きく関係しますが、一般的に築20年を超えると、資産価値はほぼなくなり下落率が小さくなると言われています

フルリノベーションしたマンションは、築年数が経過していることが前提になりますので、購入時から資産価値が目減りしないのはメリットといえるでしょう。

 

配管関係をすべて一新できる

築年数が経過した住宅は、配管の老朽化が問題となります。

特に配管が老朽化し、階下に漏水するといったトラブルはよく耳にします。

スケルトンにすれば、配管をすべて一新できるのでその心配がなくなります。

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フルリノベーションをする際の注意点

中古物件をフルリノベした施工事例を見て、自分好みの部屋にしたいと思った人も多いのではないでしょうか。

中古マンションを購入しフルリノベーションをすることで、自分の希望に合った家で暮らせます。

しかし、リノベーションを依頼する際は、注意すべきポイントがいくつかありますので紹介します。

 

どのような家にしたいかイメージを明確にする

フルリノベーションでは、あれもしたい。これもしたい。という夢が膨らみがちですが、すべて取り入れるのは難しいです。

まず実現させたいことを明確にし、優先順位を決めましょう。

何を優先するかをはっきりさせると、プランが立てやすくなります。

自分のイメージに合う写真などを用意しておくと良いでしょう。

 

生活動線を考える

生活動線とは、家の中を移動する流れのことを意味します。

動線を考えずにフルリノベーションを行うと、家事がしにくい。部屋の行ききがしづらい。

など、毎日の生活に面倒や手間が増えてしまうかもしれません。

フルリノベーションをする際は、間取りを確認しながら、計画的に考えましょう。

 

相性の良いプランナーに出会う

せっかくフルリノベーションするなら、デザインにもこだわりたいものです。

そのためには、自分の希望に沿ったデザインを提案をしてくれる会社・相性の良いプランナーを探すことが成功の秘訣です。

リノベーションを請け負う会社によって、デザインの傾向による違いが見られます

HPやパンフレットなどで、施工実績を確認すると傾向がわかるはずです。

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費用を考慮

物件を購入しフルリノベーションをするなら、物件の購入費用とリノベーションの費用の両方がかかります。

双方のバランスを考えておくことはとても重要です。

マンションの購入費用が高くなってしまうと、希望のリノベーションができなくなるかもしれません

反対に、リノベーションの費用がかかり過ぎることで、マンションの購入費用が不足してしまうことも考えられます。

先述したように、こだわりたい部分の優先順位をつけたうえで、抑えられるところはコストを抑えるようにしましょう。

 

まとめ

マイホームの購入は、人生において一番高額な買い物です。

なので失敗しないように、慎重に選ぶ必要があります。

中古マンションをフルリノベーションすることは、自分にとって理想の住まいを手に入れられる可能性が高く、新築マンションを購入するよりも費用を抑えられるかもしれません。

マイホームを購入する際は、中古物件+フルリノベーションも選択肢の1つに加えると良いでしょう。

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