「リフォーム会社紹介サイト」6社を徹底比較！

リフォーム会社を探す際に便利なのが、リフォーム会社紹介サイトです。

希望するリフォーム内容を入力すれば、一度に複数社から見積を取り寄せることができるので、リフォーム会社を比較するのに非常に便利です。

本記事では、おすすめのリフォーム会社紹介サイトや、利用方法について紹介していきます。

「リフォーム会社紹介サイト」は、業者を一度に比較できる便利なサービス

リフォームを検討する際、まず最初のハードルになるのが業者探しだと思います。

希望のリフォーム工事を行える技術力があるのか、費用は適切なのか、相談ができて信頼のおける業者なのか…。

リフォームは、リフォーム内容によって数百万円もかかるため、「複数社から相見積を取って比較する」ことが良いとされています。

リフォーム会社紹介サイトは、サイトを通じて問い合わせをすることで、一度に複数社とやり取りをして見積が取れます。

WEBサイト上で必要事項を入力するか、電話でカスタマーセンターに見積依頼をすると、適切な業者を3〜8社ほど紹介してくれます。

サイトに登録している加盟業者は、「サイト独自の基準をクリアしているかどうか」「国家基準を満たしているか」「リフォーム瑕疵保険に加入しているか」といった条件が課せられていることがほとんどで、それぞれのサイトが品質管理に注力しています。

サイト内での口コミ評価が悪いと、そのサイトから除名されることもある。

リフォーム会社紹介サイト6社を徹底比較！

リフォーム会社紹介サイトは、複数のリフォーム会社に一括で見積依頼ができ、かつ、おすすめのリフォーム会社を紹介してくれるサービスです。

見積や紹介依頼は無料なので、リフォームを考えているならぜひ活用したいところです。

しかし、最近は紹介サイトもかなり増えてきたので、どのサイトを選べばいいのかわからないと言った声が増えてきました。

そこで、以下に主要な6サイトの特徴やメリット・デメリット、使い方の手順をまとめてみたので、よかったら参考にしてみてください。

SUUMOリフォーム

SUUMOリフォームは、無料で相談できるリフォーム会社紹介サービスです。

申し込みフォームに希望のリフォーム条件を入力すると、その情報を元に、プロのアドバイザーが条件に合ったリフォーム会社を3〜4社紹介してくれます。

紹介を申し込むと、アドバイザーからリフォーム内容の詳細を確認する電話がかかってきます。

まだ細かく決めていないという人は、この時にアドバイザーにリフォームの相談をすることも可能です。

また提案されたリフォーム会社との仲介役ともなってくれ、聞きにくいことや言いにくいことなどは、依頼すれば代理で伝えてくれます。

リフォーム会社とのやりとりに不安がある人にはオススメです。

ホームプロ

ホームプロは、リクルートグループが運営する老舗のリフォーム会社紹介サイトです。

同じリクルートグループが運営するSUUMOリフォームとは違い、WEBサイトを中心にリフォーム会社とやりとりをします。

最大の特徴は、電話番号や住所などの個人情報を入力しなくても、リフォーム会社とやり取りが行えるという点です。

商談まではホームプロのマイページ上でやり取りをし、現地調査を依頼する段階になって初めて、住所などの個人情報を伝えます。

現地調査を経て、気に入った業者がいれば、契約するという流れで、リフォーム会社の紹介数は最大8社です。

またホームプロでは、独自の審査基準に加えて、加盟業者への口コミ評価もしており、評判が悪いリフォーム会社は除名されることがあるなど、業者の品質担保に努めているのでかなり信用度は高いです。

サイト内では、リフォーム会社ごとの口コミ評価を確認できるので、どんな会社かを事前にリサーチできます。

ホームプロを通じて工事を依頼すると、独自の保証制度「工事完成保証」が無料で付帯する。

万が一、依頼したリフォーム業者が倒産した場合、着工前であれば手付金の返金、着工中完成前であれば代替会社による工事の完成が保証される。

リショップナビ

リショップナビは、入力項目が非常に少なく、手軽に問い合わせられるのが特徴です。

郵便番号と電話番号を入力すると、リショップナビの担当窓口からすぐに電話がかかってくるので、担当者に希望するリフォームや予算、工期を伝えましょう。

フォームに入力するのが面倒で、直接担当者と話したいという人にはおすすめです。

後日、相談内容を踏まえた上で、リショップナビの担当者が選抜したリフォーム業者（最大5社）から直接連絡が来ます。

ハピすむ

ハピすむは、これまでに10万件以上の利用実績がある、業界でも大手のリフォーム会社紹介サイトです。

これまでの見積依頼件数は25万件以上で、サービス満足度が94%もあるので安心して利用できます。

他サイトと同じく必要な情報を入力すると、すぐハピすむの担当者から電話がかかってきます。

詳細を伝えると、約1000社以上の加盟業者の中から、最大3社を紹介してくれ、現地調査の日程調整も行ってくれます。

加盟業者は、大手リフォーム会社から中小リフォーム会社まで幅広いが、施工事例やリフォーム業者の口コミなどはHPに載っていないので事前リサーチする上での情報量が少ない印象を受けます。

また独自の保証制度は用意されていないので、依頼するリフォーム会社にはリフォーム瑕疵保険に加入しているか確認しておくことをオススメします。

リフォーム評価ナビ

リフォーム評価ナビは、一般財団法人住まいづくりナビセンターが運営するリフォーム会社検索サイトです。

上記で紹介したリフォーム会社紹介サイトは、条件を入力して、それに合った業者が紹介されるのに対し、リフォーム評価ナビは、利用者が自らリフォーム会社を検索し、連絡をするというものです。

最大5社まで一括で連絡が可能です。

会員登録後、住まいのエリアや、希望する工事を入力すると、対応可能なリフォーム会社が表示されます。

業者ごとに施工事例や口コミがまとめられており、情報量が多いのもポイントです。

登録業者はリフォーム瑕疵保険に加入することが条件なので、安心度も高いです。

LIXIL リフォーム店紹介サービス

LIXIL リフォーム店紹介サービスは、業界最大手のLIXIL（リクシル）が、実施しているサービスです。

2023年9月までリフォームコンタクトという紹介サイトを運営していましたが、2023年9月30日でサービスを終了し、新たにLIXIL リフォーム店紹介サービスをスタートしています。

LIXIL リフォーム店紹介サービスでは、LIXILの厳しい審査基準をクリアした優良なリフォーム会社を紹介してくれます。

「リフォーム会社紹介サイト」の使い方

では、リフォーム会社紹介サイトの利用から実際のリフォーム工事完了まで、どのような流れになるのか確認してみましょう。

step
1必要情報の入力

多くのリフォーム会社紹介サイトは、以下の情報を入力するようになっています。
たまにほとんど入力しなくてもいいサイトがあるが、その場合、サイト担当者からすぐ連絡があり、追加でヒアリングされます。

必要情報の例
・住宅の所在地
・リフォームの希望箇所
・上限予算
・建物の種類（戸建てorマンション）
・築年数
・広さ、間取り
・連絡先（TEL、メールアドレス）

step
2リフォーム業者からの連絡を受ける

電話かメールなどで、翌日〜3日以内にそのサイトが提携しているリフォーム業者から連絡があります。

この時、対応が雑だったり、返信が要領を得ない業者は、候補から外していいと思います。

親身になって、細かく要望を聞いてくれる担当者がおすすめです。

step
3現地調査を設定

リフォームの見積は、その家の間取りや築年数、建物の種類（戸建てorマンション）によって大きく異なるため、提案・見積の前には「現地調査」が必要となります。

現地調査を設定する際は、複数業者が同日でも構わないが、失礼にならないよう時間帯はずらすようにしましょう。

step
4リフォームプラン、見積の受取り・比較

現地調査が済んだら、リフォーム会社からプランと見積がもらえます。

業者によっては、同じ工事内容でも数万円〜数十万円の差が出ることも珍しくないので、この時にしっかり比較しましょう。

また業者によって、強みとする部分が違うので、自分が一番重視する部分が何なのかを明確にしておくことが大事です。

会社の違いの例
・提案力
・施工力
・金額
・アフターサービス
・会社の規模

step
5施工

スケジュールや予算が決まったら、実際の施工段階になります。

ただしリフォームはやってみないと分からない部分も多いので、追加費用がかかることもあります。

そのため見積時の上限予算は、低く見積もっておくことがおすすめです。

工事が終了したら、利用した紹介サイトにリフォーム業者の評価をフィードバックするのも忘れないでおきましょう。

「リフォーム会社紹介サイト」の選び方

「リフォーム会社紹介サイト」を選ぶ際には、以下の点を確認しましょう。

・登録業者数
・電話連絡の有無
・独自保証制度の有無

登録業者の数

リフォーム会社紹介サイトは、登録している業者の数が多いほど、選択肢の幅が広がります。

大手リフォーム業者は、フルリノベーションや耐震工事といった、大規模工事にも対応可能です。

一方、中小リフォーム業者は、地域密着型で安価な場合も多く、キッチン、浴室、トイレといった部分的なリフォームであれば、手がけた実績のある中小リフォーム業者でもおすすめです。

相性の良い業者を見つけるためにも、提携業者は多い方がいいかと思います。

電話連絡があるか

リフォーム会社紹介サイトのほとんどは、電話番号の入力が必須です。

電話番号を入力すると、サイトの相談窓口（カスタマーセンター）から、即時〜翌日までには確認の電話がかかってきます。

担当者からの電話に抵抗がある人は、ユーザーが業者を直接検索する「リフォーム評価ナビ」、もしくは、現地調査の手前までマイページ上でやり取りができるホームプロがおすすめです。

無料の独自保証制度があるか

リフォーム工事で、最も重要視すべき点の一つが保証やアフターサービスです。

一部のリフォーム会社紹介サイトは、独自の保証制度を用意しており、サイトを通して発注するだけで、無料で利用できるお得な制度です。

相見積後、リフォーム会社をどうやって選ぶ？

リフォームの場合、「見積金額の安さ」だけで業者を決めるのには注意が必要です。

複数のリフォーム業者に相見積を取ったら、以下のポイントをチェックして業者を選んでいこう。

リフォーム業者を選ぶ際のポイント

・希望するリフォームと同様の工事実績があるか
・希望に沿った内容を提案してくれるか
・質問に対して適切な回答があるか
・価格は適切か
・担当者との相性は良いか
・近隣の会社か
・保証、アフターサービスの有無

見積金額が安いことに越したことはないが、それ以上に大切なのは「担当者との相性」や「希望に沿った内容を提案してくれるか」、「保証、アフターサービスの有無」といった点です。

特に、保証やアフターサービスの充実は非常に重要です。

リフォーム後に不備が発覚した場合、きちんとした対応、補償がされるのか、事前に確認しておきましょう。

私の経験上、完工金の支払いが終わったら、お客様は不利になること多いです。

なので、アフターサービスがちゃんとしている会社は、誠実な会社と言えます。

価格は、極端に高い、極端に安い業者は避けた方がいいでしょう。

リフォーム工事費用は安ければ良いわけではなく、安すぎる場合は、見えないところで手を抜いている可能性があります。

また担当者との相性も大切で、リフォーム工事は、業者とのやり取りがたくさんあります。

そのため、担当者がこちらに寄り添ってくれる人なのか、ストレスなくやり取りができるかという視点でもリフォーム業者を選びましょう。

リフォーム会社紹介サイトのメリット・デメリット

最後に、リフォーム一括見積もりサイトを利用するメリット・デメリットについて簡単にまとめよう。

リフォーム会社紹介サイトを利用するメリット

・見積を比較することで、工事費用を抑えることができる
・リフォーム工事の相場を知ることができる
・自分の要望に応えてくれる業者と出会える

リフォーム会社紹介サイトを利用すると、相性の良い業者を選ぶことができるといったメリットがあります。

実際に、見積を比較したことで、数十万円以上、費用を抑えて発注できた事例も少なくありません。

リフォーム会社紹介サイトのデメリット

・電話が何度もかかってくる
・緊急性の高いリフォームには不向き
・すべてのリフォーム業者を網羅しているわけでなはい

リフォーム会社紹介サイト利用時は、個人情報を入力することがほとんどです。

そのため、勧誘電話がしつこいといった悩みもよく聞かれます。

すでにこの業者とはやり取りをしないと決めている場合には、はっきりと断りを入れておきましょう。