キッチンリフォーム

2024年高価格帯キッチンを比較〜リシェルSI・セントロ・Lクラス〜



新築にしてもリフォームにしても、奥様が一番こだわりたいのはキッチンではないでしょうか?

最近では、多くのキッチンメーカーがそれぞれ特徴のある商品をだしており、選択肢はどんどん増えています。

同じメーカー内でも、松・竹・梅といったグレード設定があり、幅広い価格帯をカバーできるようになっています。

また高価格帯のリシェルSI(LIXIL)・セントロ(クリナップ)・Lクラス(Panasonic)などは、オーダー対応できることもあり、オーダーキッチンメーカーともよく比較されています。

 

この記事を読めば・・・

  • 高価格帯のキッチンの特徴がわかる。

 

本記事では、高価格帯のおすすめキッチンを紹介していきたいと思います。

これからキッチンのリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

 



LIXIL リシェルSI(高価格グレード)

LIXILは多くの住設機器メーカー(INAX・サンウェーブ)や建材のメーカー(新日軽・TOSTEM)と統合した日本最大の住設・建材メーカーです。

LIXILのシステムキッチンは、以下のようなラインナップになっております。

LIXILのシステムキッチンHP

高価格グレード:リシェルSI
中価格グレード:ノクト
リーズナブルグレード:シエラS

 

セラミックトップ 5色(リシェルSIのみ)

セラミックは熱・キズ・汚れに強く、優れた耐久性がありお手入れがしやすい素材です。

表面硬度が高く、直接フライパンを置いたり、天板がまな板代わりにもなります。


(出典:LIXIL)

ラパートトープ・グレーズグレー・グレーズベージュ・グレーズホワイト・バサルトブラックの5色から、雰囲気に合わせて好きな色を選ぶことができます。

(出典:LIXIL)

 

Wサポートシンク(リシェルSIのみ)

シンクの中で下ごしらえができ、汚れやすい揚げ物の下準備や茹でこぼしが快適に行えます。

シンク内で完結できるので、後片付けの手間が省けます。


(出典:LIXIL)

 

ハイブリッドクォーツシンク(リシェルSIのみ)

汚れが落ちやすく、お手入れをラクにするナイアガラフロー方式、ワイドサイズのポケットなど、使いやすさにもこだわったシンクです。

まだ熱が残る鍋を置いてしまっても、変色・変形が起こりにくい素材となっています。


(出典:LIXIL)

 

よごれんフード(リシェルSI&ノクト)

LIXILのレンジフードは、基本的には富士工業製となります。

オイルスマッシャー機構が油の浸入をブロックする「よごれんフード」も選ぶ事が出来ます。


(出典:LIXIL)

 

ミーレ食洗機(リシェルSI&ノクト)

リシェルSI&ノクトのどちらのグレードでもミーレ食洗機に対応可能です。

Kiyo
Mieleはフロントオープンのため、全面スペースが必要となります。人が通れるぐらいの余裕を見るなら、900〜1000mmぐらい必要です。

 

グローエ・ミンタ(リシェルSI&ノクト)

LIXILのナビッシュがメインの水栓になりますが、オールインワン浄水栓としてグローエのミンタを選ぶことも出来ます。

デザイン性に優れ、弧線形が美しいグースネックタイプと、スクエアなデザインのL字型タイプの2タイプから選べます。


(出典:LIXIL)

 

らくパッと収納(リシェルSIのみ)

テコの原理を応用した構造のため、軽い力で引出しを開けることができます。


(出典:LIXIL)

 

キャビネットカラーをグレーに変更

全ての扉カラーでキャビネットはスノーホワイト、スレートグレーの2カラーから選択していただけます。

ステンレス製キャビネットの場合、らくパッと収納の仕様が異なります。

スレートグレーのキャビネットは、高級感が感じられる仕様となっています。


(出典:LIXIL)

 

ステンレスキャビネットに変更可能

リシェルSIは、耐久性や清掃性に優れ長く快適に使えるステンレスキャビネットを選ぶことができます。

当初はステンレスキャビネットは、クリナップのステディアとセントロしかありませんでした。


(出典:LIXIL)

 

スリムフレーム扉デザイン(ノクトのみ)

リシェルSIはノクトと比べても鏡面塗装の扉や木目、框デザイン扉などのバリエーションは多く用意されていますが、逆にノクトにしかないスリムフレームシリーズという扉デザインもあります。

ワークトップを薄く仕上げ、ノイズを抑えたデザインは空間に主張せず、従来のキッチンのイメージではなく家具のような印象を与えます。


(出典:LIXIL)



クリナップ セントロ(高価格グレード)

クリナップはステンレスキッチンに力を入れているメーカーです。

クリナップのシステムキッチンは以下のようなラインナップになっております。

クリナップのシステムキッチンHP

高価格グレード:セントロ
中価格グレード:ステディア
リーズナブルグレード:ラクエラ

 

 

セラミックトップ9色(セントロ)・4色(ステディア)

リクシル同様、クリナップでもセラミックトップを選ぶことができます。

スペイン・コセンティーノ社の高品質素材の“DEKTON”を採用しています。

熱による変色・変質の心配がほとんどありません。

また金属よりも硬度が高く、鋭利な刃物でも引っ掻きキズがつきにくく丈夫です。

そのため調味料や洗剤の染み込みが少なく、頑固な汚れもサッと拭き取ることが出来ます。


(出典:クリナップ)

 

クラフトマンシンク(セントロのみ)

クラフトマンシンクは熟練した技術とデザインから生まれた本格調理にこだわる人のためのシンクです。

自由に動かせるサポートプレートのおかげで、作業スペース自由自在にアレンジできます。


(出典:クリナップ)

大容量のシンクは、深い鍋や大きなフライパンも楽に置くことができます。


(出典:クリナップ)

 

ハイブリッドコンロ(セントロ&ステディア)

ガスコンロとIHクッキングヒーターを1台で使い分けられる調理機器です。

調理に合わせて適した熱源を使い分けることで、ガスと電気の2刀流コンロです。

中華など強い火力で手早く仕上げる料理にはガス、長時間の煮込み料理にはIHなど料理好きな方に重宝される仕様となっています。


(出典:クリナップ)

専用の「Chef‘s Plate」を使えば、プレート全体を均一に加熱でき一度にたくさんの量を料理できます。


(出典:クリナップ)

 

ミーレ食洗機(セントロ&ステディア)

セントロとステディアのどちらのグレードでも、ミーレ食洗機に対応しています。


(出典:クリナップ)

Kiyo
ミーレはフロントオープンのため、全面スペースが必要となります。人が通れるぐらいの余裕を見るなら、900〜1000mmぐらい必要です。

 

洗エールレンジフード(セントロ&ステディア)

ぬるま湯を専用トレイにセットし、ボタンを押すだけで自動洗浄してくれる洗エールレンジフード。

お掃除は2ヵ月に1回程度で、油汚れを約10分で自動洗浄します。

掃除が苦手な方に、すごく人気がある商品となっています。


(出典:クリナップ)

 

ステンレスキャビネット&ステンレス扉(セントロ&ステディア)

LIXILのリシェルSIでも紹介したステンレスキャビネット。

一般の木製キャビネットと比べると、耐久性があり、掃除もしやすい作りになっています。


(出典:クリナップ)



パナソニック Lクラスキッチン(高価格グレード)

パナソニックのシステムキッチンは機能的に優れたキッチンでしたが、最近では、ブラックコーディネイトアイテムを拡充させるなどより洗練されたデザインに力を入れているように感じられます。

パナソニックのシステムキッチンは以下のようなラインナップになっております。

パナソニックのシステムキッチンHP

高価格グレード:Lクラスキッチン
中価格グレード:ラクシーナ
リーズナブルグレード:V-style

 

クォーツ6色(Lクラスのみ)

上質な光沢感が映えるクォーツカウンターを6色の中から選ぶことができます。

天然水晶を配合したことにより、高級感のあるキッチンデザインを実現できます。

大理石のような流れ模様が美しいマルキーナブラックとレユールホワイトが加わりました。


(出典:パナソニック)

 

クォーツカウンターゲートプラン対応

流れ模様でインパクトのある新柄マルキーナブラックの発売に合わせてクォーツカウンターでもゲートプラン対応が開始されました。


(出典:パナソニック)

 

ラクするーシンク(Lクラス&ラクシーナ)

スゴピカ素材(有機ガラス系)のラクするーシンクは、鉛筆硬度9Hの硬い素材を使用しています。

さらにシンクの底面には、傷がつきにくく目立ちにくいエンボス加工を施しています。


(出典:パナソニック)

 

ラクするーシンクの黒色はLクラスキッチンのみ


(出典:パナソニック)

洗剤ラックをタテヨコ自由に置けるので、シンクを広びろ使えます。専用のスラくるネット(オプション)を使えば、さらに調理スペースが広がります。


(出典:パナソニック)

 

スキマレスシンク スクエアタイプ(Lクラスのみ)

シンク全体をスクエアデザインにするとともに排水口もスクエアにし、よりシャープなイメージのキッチンを実現します。

お掃除しにくいシンクとカウンターの間や排水口との隙間をなくしたスキマレス設計です。


(出典:パナソニック)

 

ワイドコンロ(Lクラス&ラクシーナ)

幅90cmのゆったりワイドコンロで家族みんなで効率よくキッチンワークが可能になります。

2人で調理作業するときの『ほどよい距離感』75cmが保てますし、奥行きが小さい独自のデザインで「調理」「盛り付け」「お手入れ」がぐんとラクになります。


(出典:パナソニック)

 

マルチワイドIH

料理で使う鍋の大きさにあわせて3つのお鍋でも4つのお鍋でも自由に使えます。

これまでのIHでは、はみ出していたサイズのお鍋でも、中央のヒーターはお鍋の大きさに合わせて、加熱範囲が変えられ、ムラなく加熱できます。


(出典:パナソニック)

 

トリプルワイドIH

3つの鍋がゆったり置けるので、パスタを茹でながらソースをつくり、ムダな動きなしに調理ができます。


(出典:パナソニック)

 

トリプルワイド ガス

ほっとくっキングリルパン+グリルパン調理モードで調理ラクラク。


(出典:パナソニック)

 

注意ポイント

ただ上記のコンロは、デメリットもあります。種類がないため10年後に壊れた時、交換できる商品があるのかということです。

もし人気がなく商品化されていなかったら、最悪の場合、キッチン丸ごと交換しないといけない可能性があります。

 

ほっとくリーンフード(Lクラス&ラクシーナ)

ほっとくリーンフードは「ラクウォッシュプレート」でほとんどの油を集めてくれます。

さらに運転終了後、「油トルネード機能」によりファンが自動で高速回転、ファンに付着した油を吹き飛ばします。

この2つの効果で10年間使用してもファンの汚れは従来品の1年分しかたまらない設計となっています。

信じるか信じないかは、あなた次第といったとこでしょうか!笑


(出典:パナソニック)

ちなみに油がたまるラクウォッシュプレートとリングは、ワンタッチで簡単に外すことができるので、汚れが気になる方は年に1回着脱して食器洗い乾燥機で洗うこともできます。


(出典:パナソニック)

 

オーダー対応(Lクラスのみ)

Lクラスキッチンはシステムキッチンメーカーの中でもオーダー対応力が高いグレードという印象があります。

たとえば、カウンターの高さを1mm単位で調節できます。

ラクシーナは80・85・90cmから選ばなければいけませんが、Lクラスキッチンは80~90cmの間であれば、1mm単位で決める事が出来ます。



トクラス コラージア(中価格グレード)

トクラスは国内で初めて人工造大理石カウンターキッチンを導入したキッチンメーカーで、現在も人工大理石キッチンに力を入れているメーカーです。

昔はYAMAHAという名前でしたので、こっちの方が馴染みがあるのではないでしょうか。

トクラスのシステムキッチンは以下のようなラインナップになっております。

トクラスのシステムキッチンHP

高価格グレード:ドルチェ・エックス
中価格グレード:コラージア
リーズナブルグレード:ビービ―

テノールカウンター4色(コラージア)

トクラスの人造大理石製造技術と塗装技術が組み合わさって実現しました。

職人の技で人造大理石の表面に特殊な塗装を施し、深みのある濃色やグラデーションを表現、エンボス調の仕上がりにより、光のあたり方で変わる陰影の、豊かな趣が魅力です。

ホワイト、グレー、ブラウン、ブラックの4色から選ぶことができます。


(出典:TOCLAS)

 

ハイバックカウンター(コラージア)

カウンター奥のバックガードを高く立ち上げた人造大理石ハイバックカウンターコーキングのつなぎ目や段差をなくし、汚れをたまりにくくしました。

標準装備のハンガーアイテムで、キッチングッズを浮かせ置きできるので、お手入れ・調理がスムーズになります。

継ぎ目がないので気にせず水洗いができます。


(出典:TOCLAS)

テノールカラー扉 4色(コラージュ)

木質ボードを基材とし、テノールカウンターと同様の質感を表現したキッチン扉。

表情も、色合いも、手触りの心地いい微細な凹凸の風合いもカウンターと揃って、統一感のある上質な印象に仕上がります。


(出典:TOCLAS)

 

リュッケファーブ塗装扉 10色

人造大理石粉末「リサイクルフリット」を配合した塗料を吹きつけ、質感豊かに仕上げました。

「リュッケファーブ」とは、デンマーク語で「幸せな色」の意味。甘さを抑えたグレイッシュな「くすみカラー」が、くつろぎの空間を彩ります。

 

(出典:TOCLAS)

 

スムースワークシンク(コラージュ)

料理をもっと楽しむために、シンク上で調理作業ができるシンクです。

折りたたみ式のアイテムで、シンク上のスペースをマルチに活用できます。

汚れがちな作業も、シンク上ならすぐに洗い流せるので、気兼ねなく使えます。


(出典:TOCLAS)

 

タッチレス水栓一体型浄水器 エルタスSP(コラージュ)

JIS規格指定の「17物質」に加え、浄水器協会指定の「5物質」を除去してくれます。

ミネラル分は残したままのおいしい水を作ってくれるのが特徴です。

センサーつきなので、洗剤や食材の付いた手でも、触れる必要がないので清潔です。


(出典:TOCLAS)

 

サイクロンフードIII(コラージュ)

水平渦巻きによる高い集煙性と、「フロントキャッチ方式」で、内部への汚れの侵入を抑えます。

フード内部のファンは10年間お掃除不要となっています。


(出典:TOCLAS)

 

ミーレ食洗機(コラージュ)

コラージュはミーレ食洗機にも対応しております。



TOTO ザ・クラッソ(高価格グレード)

水まわりりといえばTOTOと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

どちらのシステムキッチンもユニークかつ使い勝手を考えられた水に関する機能設備が採用されています。

TOTOのシステムキッチンは以下のようなラインナップになっております。

TOTOのシステムキッチンHP

高価格グレード:ザ・クラッソ
中価格グレード:ミッテ

 

クリスタルカウンター 10色(ザ・クラッソ)

自然光や照明など、当たる光によって表情を変えるクリスタルカウンターで、使うたびに美しさを実感できる仕上がりになっています。

透明素材が柄のデザインをやわらかく浮かび上がらせる柄入りが5色ラインナップ。

カウンター端部のクリアエッジ仕上げが素敵な単色が5色の合計10色から選ぶことができます。


(出典:TOTO)

 

スクエアすべり台シンク(ザ・クラッソ)

汚れが溜まりにくく、広くて使いやすいシンプルな形状で、デザイン性にもすぐれたシンクになっています。

すべり台のような傾斜をシンク底面・網かご・排水口に。水や野菜ごみがスイスイ流れます。


(出典:TOTO)

 

タッチレス水ほうき水栓LF(ザ・クラッソ)

センサーは水栓の側面にあるので手をかざしやすく、作業のペースをくずさず水を出し止めできます。

手についた泡や水滴などで水栓を汚しにくく、お手入れも簡単です。


(出典:TOTO)

水はねしにくさと洗浄力を両立した、幅広のミクロソフトシャワーを採用しています。

ほうきのように水がパッと広がり、汚れをサッと落としてくれます。

クロムとブラッシュドニッケル、ブラッシュドブラックの3色から選べます。

吐水位置が高いので、洗い物などの際に水栓がじゃまにならず、大きなお鍋もラクに洗えます。

ただ吐水位置が高いので、水はねが気になるというお声もチラホラあります。


(出典:TOTO)

 

タッチレス「きれい除菌水」生成器(ザ・クラッソ)

TOTOの商品は、この除菌水が人気です。

水を電気分解した除菌水で、除菌やヌメリ防止などに、いつでも手軽に使えます。

コロナが流行し、一躍人気が出た機能だと思います。


(出典:TOTO)

 

ゼロフィルターフードeco(ザ・クラッソ)

撥油コートを施したファンが回転することでファンに付着した油が弾き飛び、換気量の低下の原因になる付着油を軽減してくれます。

面倒なファンのお手入れをしなくても、10年間継続してお使いいただけます。


(出典:TOTO)



タカラスタンダード レミュー(高価格グレード)

タカラスタンダードのキッチンは、汚れが染み込まないホーロー素材なので、日々のお手入れは水拭きのみで大丈夫です。

また傷や汚れ・衝撃に強く、ゴシゴシこすってもキズがつく心配もなく、高温による焦げや変色も発生しないので、長く安心して使えます。

またマグネットまで使用できる優れもので根強い人気があります。

タカラスタンダードには、そんなホーローのメリットを最大限に発揮されたシステムキッチンが揃っています。

タカラスタンダードのシステムキッチンは以下のようなラインナップになっております。

タカラスタンダードのシステムキッチンHP

高価格グレード:レミュー
中価格グレード:トレーシア

 

クォーツストーン 6色(レミュー)

レミューではキッチンカウンターにクォーツストーンを選ぶことができます。

アイカのフィオレストーンの中から6色がラインナップされており、特にキラキラのガラスが美しい、ジュエルブラック&ジュエルシルバーが人気です。

(出典:タカラスタンダード)

 

家事らくシンク(レミュー&トレーシア)

調理がスムーズにできる家事らくシンクは、調理がはかどる秘密は、3層構造だから。

「洗う・切る・捨てる」の作業をスムーズにできて、調理効率アップ!シンクとワークトップ、シンクと排水口の継ぎ目がなく、一体構造。汚れがスキマに溜まりにくく、お掃除カンタンです。


(出典:タカラスタンダード)



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