知り合いのリフォーム会社や知人からの紹介など、信頼できるリフォーム会社がいれば依頼しやすですよね。
この記事を読めば・・・
- <知り合いに頼む際のメリットがわかる。
- 知り合いに頼む際のデメリットがわかる。
- 知り合いに頼む際の注意点がわかる。
- リフォームがうまく行く。
目次
今回は、知り合いのリフォーム会社や友達の職人さんにリフォームを依頼する際のメリットとデメリットをまとめ、依頼した際どうすれば失敗しないのかを以下に紹介していきます。
ぜひ、参考にしてみてください。
知り合いのリフォーム会社に依頼するメリット
知り合いのリフォーム会社や、友達の職人さんに直接リフォームを頼む場合、友達価格で費用を安く抑えられたり、手抜き工事は考えにくいから仕上がりも安心できるなどたくさんのメリットがあります。
しかし、知り合いのリフォーム会社や友達の職人さんに依頼する場合、それなりの覚悟が無ければ、依頼するのはおすすめできません。
なぜなら知り合いや友人の職人さんにリフォームを依頼をした結果、関係性が崩壊し、後悔している人を見ることもあるからです。
メリット
- リフォーム費用を安く抑えることができる。
- 相談しやすい。
- より良い提案をもらえる。
- 手抜き工事は考えにくい。
① リフォーム費用を安く抑えることができる
知り合いのリフォーム会社や、職人さんに直接依頼することで得られる最大のメリットは、低価格でリフォームが可能ということです。
関係性によっては、利益を度外視して原価に近い価格でリフォームしてもらえるケースもたくさんあります。
他にも、倉庫に眠った建築資材を使って、職人さんの工賃だけで綺麗にリフォームしてもらうこともよくあります。
② 相談しやすい
知り合いのリフォーム会社や、職人さんに直接依頼することで得られるメリットは、相談のしやすさです。
中途半端な関係であれば相談しにくいですが、関係性が築けている仲であれば、ちょっとしたことでも相談しやすいですよね。
③ より良い提案をもらえる
当然と言えば当然ですが、基本的に、会社の利益をどれだけ残すかを重視しているリフォーム会社がほとんどです。
営業マンの中には、依頼者に合った商品ではなく、利益率が高い商品や売りやすい商品を提案する人も少なくありません。
知り合いのリフォーム会社なら、その人にあった提案をしてくれます。
家族構成や使用頻度、予算に応じてより良いアドバイスがもらえるでしょう。
④ 手抜き工事は考えにくい
リフォーム工事は、完成後に隠れた部分をチェックすることは難しく、適切な工事をしたかどうかの判断はとても難しいです。
何年か経過してから不具合が発生するようなリフォームは、見えない部分の手抜き工事が疑われることが多いです。
手抜き工事は、職人さんの本質的な問題で「面倒なので楽したい」「工事が終わらないので簡略化したい」など色々な理由があると思います。
手抜き工事をする理由は、手を抜く職人でないと実際にはわかりませんが、少なくとも友人知人の家のリフォームをするのに、手抜き工事をする職人さんはまずいないでしょう。
知り合いのリフォーム会社に依頼するデメリット
知り合いのリフォーム会社や、友達の職人さんに直接リフォームを頼む場合、上記に挙げたように様々なメリットがあります。
一方、デメリットもあります。
メリットがすごい魅力的なので、依頼する際、デメリットに目を背けがちなになるのでご注意ください。
デメリット
- 希望が言いづらい…
- 施工後のクレームが言いづらい
- 日程(打合せ日・工事日)がなかなか決まらない…
① 中途半端な関係だと、希望を言いづらい
知り合いのリフォーム業者、友達から紹介してもらったリフォーム会社には、どうしても言いづらいことがあります。
依頼側がよく思うこと
- 色々細かく注文すると悪いから…
- こんなこと言ったら面倒では…
- いま電話したいけど、多分忙しいよね…
- 好みと違うけど、せっかく提案してもらったから我慢するか…
色々良くしてくれる分、相手に気をつかう方が多いですが、これは本当にもったいないです。
リフォームは、綺麗に直す事が目的だったり、より良い空間につくり直すことが目的です。
知り合いのリフォーム業者さんに気を使いすぎて妥協するのは、結局自分ひとりが損するだけです。
② 施工後のクレームが言いづらい
知り合いのリフォーム業者や、友達の職人さんにリフォームを依頼して、関係性が悪化してしまう一番の原因は、仕上がり等の不具合(クレーム)です。
リフォームは、どんなに優れたリフォーム会社でも、少なからず手直しが発生してしまいます。
事の大小に関わらず何か問題があった場合は、アフターサービスにより補修をしてもらうのが普通のことです。
しかし、知り合いや友達に依頼したリフォームだと、相手のことを気にして強く言い出せません。
③ 日程(打合せ日・工事日)がなかなか決まらない
知り合いのリフォーム会社に、安く請負ってもらえることが約束されても、リフォームしてくれる日を約束してくれない場合も少なくありません。
というのも、暇になったら工事するというケースがよくあります。
いくらでも待てるのであればいいのですが、いつまでたってもリフォームをしてくれないことがあります。
一番面倒な事になるのは、本当はすぐにリフォームしたいのに、「一度話を決めてしまった手前断れない・・・」「他の業者に頼むこともできない・・・」など。
知り合いや友達に依頼するリフォームで失敗しないためには
知り合いのリフォーム業者や友達の職人さんにリフォームを依頼して、失敗しない様にするには、以下のことに気をつけなければなりません。
気をつけたい3つのポイント
① 値段や提案を比較する。
② 依頼する場合は、必ず契約書を交わす。
③ 友人知人の関係性を知る。
① 値段や提案を比較する
知り合いのリフォーム会社や友達の職人さんは、「どれくらいの値段なのか?」「どのような提案があるのか?」を知るには、比較しなければわかりません。
最初に知り合いのリフォーム会社に、見積依頼をするにしても、「相見積を取り、比較させて頂きます」と必ず伝えることが大切です。
知り合いのリフォーム会社に失礼と思う方がいますが、決してそんなことはありません。
逆に、知り合いのリフォーム会社が優良業者なら、友人知人なのでできるだけ安くするけど、何社か相見積を取って比較した方が良いと思いますよと言ってくると思います。
② 依頼する場合は必ず契約書を交わす
知り合いのリフォーム会社なら、工事請負契約書を交わすと思いますが、友達の職人さんとなると、請負契約書を交わさない事が多いので注意しなければなりません。
職人さんに依頼する場合、ざっくりした金額でお得になることもありますが、行き当たりばったりのどんぶり勘定見積になることも少なくありません。
トラブル防止のためには、金額の大小に関わらず請負契約書を交わすことをオススメします。
③ 友人知人の関係性を知る
知り合いのリフォーム会社や友達の職人さんにリフォームしてもらえる関係性かどうか知っておく必要があります。
リフォームの見積や工事後ことを想像し、金額の折り合いがつかなかったり、リフォーム後に何か問題があった場合、気兼ねなく言える関係性なら依頼しても問題ありません。
逆に、何か問題があった場合に、言えない様な関係性なら、友人知人関係が悪化する可能性もあることを踏まえ、依頼しない方が良いでしょう。
ポイント
・何でも言うことができる関係性 ⇒ リフォーム依頼してもOK
・遠慮して言えないことがある関係性 ⇒ リフォームを依頼しない
知り合いのリフォームを請負わない業者も多い
知り合いや友人からの依頼を快く請負うかと思うかもしれませんが、決してそうではありません。
知り合いの紹介や友人の家の依頼を断るところも、たくさんあることを知っておきましょう。
知り合いのリフォーム会社と簡単に比較する方法はある?
知り合いや友達のリフォーム会社の値段や提案が適切かどうかを知るには、相場を知る必要があります。
しかし、知り合いのリフォーム会社の地域エリアなら、ある程度気を使う必要があります。
地域の情報や折り込みチラシで、相見積会社を探した場合、知り合いの会社のライバル会社になってしまうこともあり、気まずい事になり兼ねないからです。
知り合いのリフォーム会社の競合会社を避けるには、リフォーム一括見積サイトがオススメです。
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まとめ
今回紹介したように、知り合いのリフォーム会社や、友達の職人さんにリフォームを依頼する場合、安易に決めてしまうとで、多くの失敗があることがお分かり頂けたのではないでしょうか。
私は今まで、リフォーム会社側・依頼者側それぞれ、リフォーム相談を受けてきましたが、トラブル原因の多くは様々です。
友人知人の関係性を壊さないためにも、まずは相場を知るところから始め、比較し検討することが一番大切です。