中古マンションは、資金計画が立てやすいだけでなく、最近は自分たちの住みやすいようにリフォームして理想の住まいを実現させられることから人気が高まっています。
その一方で、中古マンションを購入し後悔する人も少なからずおり、購入前の確認や注意しておくべきことが多々あります。
本記事では、後悔した理由に着目しながら、後悔しない中古マンションの購入ポイントを紹介していきます。
この記事を読めば・・・
- 中古マンション購入で失敗しない。
- 中古マンションを購入するメリットがわかる。
是非、リフォームの参考にして頂けたらと思います。
中古マンションを購入する際に押さえておきたい3つのポイント
購入後に後悔する理由の多くは、確認不足にあります。
それでは、事前にどんな部分を確認しておけばいいのでしょうか。
1.周辺環境の確認
帰り道街灯が少なく、実は夜道危ない。最寄駅まで坂が多い。
近くにコンビニがないのもよくあります。
他に車や電車の通る音が大きかったり、昼間は工場からの音がよく聞こえたり。
2.修繕積立金や管理費の確認
マンションでは、ローン以外に修繕積立金や管理費や駐車場代が発生します。
修繕積立金は、築年数が古くなるにつれ増えるケースが多く、修繕積立金や管理費の総額がローン返済金額を上回ってしまったという声もあります。
3.マンション管理規約の確認
マンションの構造上、例えば壁自体が柱の役目を果たす壁式構造だと、壁を取っ払って広くしたいと思ってもそれはできません。
また管理規約で、IHなどへの変更ができなかったというケースもあります。
中古マンションを購入する5つのメリット
マイホーム購入の選択肢の中で、中古マンションならではのメリットは見逃せません。
1.新築物件よりも安い
中古物件は、駅近の良い立地に建っていることが多く、新築でその場所を買うより安くで購入できます。
2.管理状況を把握して購入できる
築年数が経っても、きれいな状態が保たれていれば、管理組合や管理会社がきちんとメンテナンスしていることになります。
3.リノベーションしてカスタマイズできる
購入費用を抑えた分、自分好みのリノベーションに費用を使えます。
4.暮らし方がイメージしやすい
間取りや日当たりなど気になるポイントを外見・内見で確認できる他、口コミ情報もあれば暮らし方の雰囲気を掴みやすいでしょう。
5.物件が豊富で選択肢が広い
希望するエリアや立地条件から選びやすく、新築物件よりも物件数が多いので選択肢が広がります。
後悔しない中古マンション選びのコツ
リフォームを目的とした中古マンションを選ぶには、確認が大切です。
立地条件
- 通勤や通学に便利な場所か
- 治安は良いか
- 最寄駅からの夜道は安全か
マンションについて
- 築年数の確認、新耐震基準に適合しているか
- ゴミを捨てる場所・方法の確認
- エントランスや廊下、エレベーターなどの共用部分の状況を確認
- ペットの可否を確認(数年後を想定)
- 建て替えの話はあるかを確認
物件について
- 家族構成に合っているか
- 収納スペースは十分か
- 午前、午後、夕方の採光はどうか
- エアコンや給湯器などの設備は古くないか
- 補修が必要な箇所はないか
修繕計画
- 現在の修繕状況を確認
- 修繕計画があるかを確認
- 大規模修繕のタイミングを確認
- 修繕積立金や管理費を確認
管理状態
- 管理組合はしっかり運営されているか
- 管理規約を確認。使用細則もあれば確認
- 修繕積立金の積み立てに滞りはないか
周辺環境
- 車・電車の音、工場の操業音はうるさくないか
- ゴミの不法投棄などの問題はないか
- 生活に必要な施設がどこにあるか(スーパーやコンビニ、郵便局、役所など)
- 地震などの災害時の避難
- 地震などが発生した時の避難経路を確認
まとめ
中古マンションを購入し、リノベーションして理想の住まいを実現できることは大きな魅力です。
ただし、周囲の環境や管理規約によっては後悔してしまう結果になってしまうこともありますので、事前にしっかりとリノベーションを依頼する企業に相談するなどし得て、納得のいくリノベーションの実現を目指しましょう。
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