「最近コンロや食洗機、レンジフードやキッチン水栓の調子が悪いけど、キッチン交換の時期っていつぐらいが適正なの?」と、お思いの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ハウスメーカーで家を購入した方であれば、ハウスメーカーのアドバイザーがいろいろ教えてくれますが、一般住宅やマンションにお住まいの方は、リフォームの適正時期なんてわからないですよね…
長年使っているキッチンが急に壊れて困らないように、本記事では交換のタイミングの見極めや、効率的なリフォーム方法のポイントについて紹介します。
この記事を読めば・・・
- キッチンの交換時期の目安が分かる。
- 交換時の気をつけたいことが分かる。
- キッチンの交換で失敗しない。
目次
- キッチンの寿命と交換時期
キッチンを交換するタイミング
キッチンを交換する際のポイント
・補助金を確認
・カタログだけでなくショールームでも確認
・搬入経路・資材置き場の確認
・複数のリフォーム会社への相談 - キッチン交換のきっかけ
・家族が増えた
・物が増えて収納が足りなくなった
・経年劣化による汚れに我慢できなくなった
・子供が巣立ち、夫婦2人だけになった
・定年退職で退職金が入った
・相続対策としてのリフォーム - まとめ
キッチンの寿命と交換時期
(出典:TOTO)
一般的にキッチンの耐用年数は、10~25年と言われますが、機器類(コンロ・食洗機など)が壊れたのか、配管の老朽化なのか、キャビネットが壊れたのかで、部分交換にするかキッチン丸ごと交換にするか変わってきます。
キッチンを交換するタイミング
キッチンの耐用年数は、一般的に10~25年と言われています。
10年〜25年だとかなりの幅があるように思えますが、このような表現になるのは、キッチンが様々な設備から成り立っており、それぞれの設備によって劣化のスピード、耐用年数が異なるからです。
おおよその耐用年数
・機器類(コンロ・レンジフード・食洗機・水栓)は、一般的に10年前後。
・キッチンは、20年前後。
参考
TOTOリモデルサービス株式会社(TOTOのグループ会社)
キッチンの寿命とメンテ時期について
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キッチンを交換する際のポイント
キッチンをリフォームする際、きっかけとしては以下のようなケースがあります。
◾︎補助金を確認
キッチンのリフォームは、補助金が使える可能性があります。
工事を依頼する際、工事店に確認してみましょう。

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◾︎カタログだけでなくショールームでも確認
天板の材質・扉の色・キッチンの高さなどは、カタログの写真と実物では印象が異なることがあります。
ぜひショールームで実物を見て触って体感することをオススメします。
最近では、家電量販店・リフォーム専門店・ニトリなどでも展示を見ることができます。
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◾︎搬入経路・資材置き場の確認
キッチンは、プラモデルみたいにキャビネットや天板などのパーツを現場に運び込み、組み立てて施工します。
搬入できるかなど、必ず事前に施工業者に下見をしてもらいましょう。

◾︎複数のリフォーム会社への相談
リフォーム会社によって安く仕入れられるメーカーや得意なデザイン、工事保証など強みとするポイントが違うので、複数のリフォーム会社に見積依頼することをおすすめします。
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キッチン交換のきっかけ
上記で述べたように、どんな設備機器も10年以上経つと不具合が起こる可能性が高くなります。
一般的に水栓・コンロ・レンジフードなどは、10年ほどで交換するのが目安といわれており、コンロ周りや排水口なども、年数の経過とともに汚れが目立つようになってきます。
機器類の交換が2巡目する頃が、キッチン全体のリフォームを検討するタイミングかと思います。
その他にも、目立った不具合がなくても、ライフスタイルの変化により、使い勝手が変化することもあります。
以下にキッチン交換のきっかけについて、紹介していきます。
◾︎家族が増えた
子供が増えた。親と同居することになった。など、家族構成やライフスタイルの変化は、リフォームを考えるタイミングの1つになりえます。
◾︎物が増えて収納が足りなくなった
上記にも述べたように人数が増えると、収納する物も増えてきます。今まで問題なかったキッチンに収納物がきれいに収まらなかったり、出し入れしにくくなってきたりしたら、リフォームを検討してみましょう。
◾︎経年劣化による汚れに我慢できなくなった
扉のシートがめくれ上がってきた。シンクの小さな傷に汚れがたまり、落ちにくくなってきた。壁面タイルのカビや汚れがどうにも気になる。など、年数が経つと気になるところが増えてきます。料理のモチベーションが上がらない要因が増えてきたら、そろそろ考え時かもしれません。
◾︎子供が巣立ち、夫婦2人だけになった
上記に述べたライフスタイルの変化ですね。このパターンでよくあるのは、いらないものを捨て対面キッチンにするなどLDK改装をしてキッチンとリビングをまとめてリフォームすることが多いです。
◾︎定年退職で退職金が入った
リタイアして第二の人生が始まる時。これからのご夫婦の暮らしを想像して、ベストな住まいのあり方を見つめ直してみるのはとても大切なことです。二人で料理を楽しんだり、友人を招いて食事をしたりといった新しいライフスタイルを演出するのも素敵ですね。
◾︎相続対策としてのリフォーム
家を子供に相続させ同居する場合、親の資金でリフォームを行えば、相続税対策の一助になる可能性があります。リフォーム資金分の相続資産を減額できるためです。現金を持っているより、不動産投資の方が相続税は有利といえます。