この記事を読めば・・・
- 蓄電池のことがわかる。
- 蓄電池の選び方がわかる。
- オススメの蓄電池がわかる。
- 自然災害が来ても安心。
FITが終了した方、電気代高騰や自然災害への対策を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
蓄電池のおさらい
家庭用蓄電池とは、太陽光発電により生み出した電気を充電して貯めておくことができ、必要な時に電気機器に電気を供給することができるバッテリーのことです。
蓄電池こんな方にオススメ
- 災害時、避難所に行きたくない。
- 高齢者と一緒に住んでいる。
- 電気代を抑えたい。
参考
蓄電池を迷っている人は、是非こちらで👇でシミュレーションしてみてください。
蓄電池がどんなものかは、前回の記事で紹介させて頂きましたので、詳しくはこちら👇をご覧ください。
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家庭用蓄電池|メリット・デメリット・寿命
近年、天災(地震・台風など)による停電の増加や電気代の高騰により、蓄電池を検討する人が増えてきています。 本記事では、蓄電池を理解して頂くために、蓄電池の特徴やメリット・デメリットなどに ...
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なぜ今、蓄電池が注目されているの?
いま蓄電池が注目されている理由は、3つあります。
蓄電池が注目されている理由
- FITが終了した。
- 電気代高騰への対策をしたい。
- 自然災害への備えをしたい。
それでは、具体的に見ていきましょう!
1.FIT(固定価格買取制度)が終了した。
2019年問題と言えば、聞いたことがあるのではないでしょうか。
太陽光パネルを設置すると、余剰電力を10年間売電することができます。
(出典:ソーラーパートナーズ)
2009年から太陽光パネルが普及し始め、2019年以降、余剰電力の買取期間が終了する家庭がどんどん増えています。
売電期間が終了すると、○円→8円に減額されます。
現在の電気の単価が28円なので、FITが終了したご家庭は夜間28円で電気を購入し、8円で電気を売電することになります。
そうすると20円/1kwhずっと損しているため、売電している余剰電力を蓄電池に貯めて、朝晩に使うことで光熱費を抑えることが注目されています。
補足
太陽光パネルが発電するのは太陽が出ている日中です。そのため朝晩は、電力会社から電気を購入しています。
2.電気代高騰への対策。
最近はニュースでも盛んに報道されるようになり、皆さんの関心も高まってきていると感じます。
原油価格の高騰により、各電力会社は軒並み赤字に陥っています。
これまで電気代の価格は上限設定されていましたが、赤字に陥ったことで上限が撤廃されました。
そのため今後はどんどん電気代が上がっていくことが予想されます。
また東北の震災以降、電力供給が逼迫しているため、国は新築に太陽光パネル・蓄電池の設置を義務付けています。
3.自然災害への対策。
年々、自然災害(台風や地震)が頻発し、停電することが多くなりました。
停電を経験された方は、その時の不自由さを身にしみて感じておられるので、太陽光パネルと蓄電池への関心が非常に高いです。
オススメの蓄電池|京セラ enerezza
今までの蓄電池はリチウムイオン電池を使っていましたが、このenerezzaは業界初のクレイ型リチウムイオン電池です。
一般的に出回っているリチウムイオン電池は電解液を使っているので、電解液が漏れると発火するのが難点と言われています。
このリチウムイオン電池はいろいろなものに使われており、携帯や車などにも使われています。
最近は、このリチウムイオン電池が原因で事故が多発しています。
そこで京セラは、世界初となる液体を粘土質に混ぜたクレイ型リチウムイオン電池を開発しました。
液体ではなく半固体にしたことで、発火の心配がなくなりました。
こんな感じで変形しても発火の心配はありません。
停電時どれだけ使える?
(出典:京セラ)
蓄電池15kWhの場合、最大47時間連続で使用できるので、停電しても日常生活は不自由なく過ごせます。
またトランスユニットを設置すれば、停電時に電気を使いたい部屋を増やしておくことも200Vの電気を使うこともできます。
「非常時安心設定」を行うことで、通常時も全ての電池を使い切らず、”もしも”の時に備えることができます。
enerezzaの耐久年数はどれくらい?
蓄電池の寿命
寿命年数=サイクル回数÷365
蓄電池の寿命を表すのに使われるのがサイクル回数です。
サイクル回数とは、満充電から完全放電までを行った回数のことを指しています。
100%まで充電した蓄電池を0%まで放電して完全に電気を使い切った状態が1サイクルとしてカウントされます。
補足説明
満充電とは、蓄電池に100%まで充電すること
完全放電とは、蓄電池が残量0%になるまで放電すること
サイクル回数は1日1回の充放電を元にしていますので、寿命年数=サイクル回数÷365で寿命年数を導き出せます。
enerezzaのサイクル回数が12000回と言われているので、12000÷365=32で約32年が寿命ということになります。
サイクル回数はあくまで目安です。必ずしも上記の期間使用できることを保証するものではありません。上記の計算方法で導き出した寿命は、あくまで蓄電池のバッテリー寿命です。バッテリー以外の部品の劣化などにより、上記の寿命より早く蓄電池が故障することはありえます。
費用はどれくらいかかるの?
蓄電池の費用はどれくらいかかるの?
・5kwhで200万。
・10kwhで250万。
・15kwhで300万。
・トランスユニットをつけると、プラス30万ほど追加になります。
上記はあくまで、目安の金額になります。
蓄電池を設置する場所によっては、足場が必要になったり、電気の配線工事が追加になったりします。
よくある質問
蓄電池は、どれくらい持つんですか?
だいたい15〜30年と言われています。サイクル数から耐用年数を計算できます。
保証はどれくらいあるんですか?
enerezzaは15年保証です。15年間は無料で修理してくれます。
蓄電池は、寿命を過ぎても使えるんですか?
寿命を過ぎても、蓄電池の最大容量が少なくなるだけで使えます。