コロナでテレワークが増え、家の中に快適さを求める人が増えました。
その中でも特に、日頃の疲れをお風呂で癒すため、お風呂に快適さを求める人が増えました。
バスルームがリラックスできる空間になると、毎日の生活が少し楽しくなりますよね。
この記事を読めば・・・
- 最近のトレンドがわかる。
- おすすめのユニットバスがわかる。
- 自分にあったユニットバスがわかる。
本記事では、リフォーム産業新聞の「プロ315名がおすすめする人気ユニットバスランキング」をもとに、最新「ユニットバス人気ランキング」を紹介します。
目次
- 1.高級価格帯の「バス」ランキング
- 1位:シンラ(TOTO)
- 2位:スパージュ(LIXIL)
- 3位:プレデンシア(タカラスタンダード)
- 4位:アクリアバス(クリナップ)→ 2024年4月より新商品SELEVIA
- 5位:L-CLASS(パナソニック)
- 2.中級価格帯の「バス」ランキング
- 1位:サザナ(TOTO)
- 2位:リデア(LIXIL)
- 3位:グランスパ(タカラスタンダード)
- 4位:BEVAS(パナソニック)
- 5位:ユーノベース(トクラス)
- 3.普及価格帯の「バス」ランキング
- 1位:オフローラ(パナソニック)
- 2位:グランスパ(タカラスタンダード)
- 3位:エブリィ(トクラス)
- 4位:エメロード(タカラスタンダード)
- 5位:ルクレ(ハウステック)
- 4.まとめ
1.高級価格帯の「バス」ランキング
1位:シンラ(TOTO)
1位に輝いたのは、TOTOのユニットバス「シンラ」です。
「シンラ」の特徴はなんと言っても、人間工学の研究をもとに生まれた「ファーストクラス浴槽」です。
肩周りにお湯が流れる「肩楽湯」とランダムな曲線を描いて噴出される「腰楽湯」が、快適な入浴時間をもたらしてくれる大きな魅力です。
また調光調色できる間接照明が、心地よい穏やかな癒しの雰囲気を演出してくれます。
他にも足裏のひやっとする感覚を解消する「ほっカラリ床」や、スマホやスマートスピーカーから専用アプリで入浴準備(床・浴槽掃除、暖房、お湯張り)が叶う「つながる快適セット」など、まさに至れり尽くせりの高級システムバスです。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
2位:スパージュ(LIXIL)
(出典:LIXIL)
2位はグッドデザイン・ベスト100や国際的に権威のあるデザイン賞を受賞しているLIXILの最上級グレード「スパージュ」です。
上質な趣を醸し出す「セラミックパネル」や木目や石目の床材を使った「グランフロア」など、ラグジュアリーなデザインは視覚的にも安らぎを与えてくれると評判です。
TOTOの「シンラ」と同じく、身体を包み込むような形状の浴槽では、肩湯だけでなく、リズミカルに水を噴射し、コリにアプローチする「肩ほぐし湯」、「腰ほぐし湯」が愉しめます。
また頭上から全身を包み込むように流れる「オーバーヘッドシャワー」や「打たせ湯」など、モードを切り替えることのできるシャワーも特徴的です。
独自の「キレイテクノロジー」で汚れが傷が付きづらくなり、お手入れの負担も軽減されています。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
3位:プレデンシア(タカラスタンダード)
3位は、タカラスタンダードの最上級グレード「プレデンシア」です。
他メーカーと差をつける鋳物ホーロー素材の浴槽は、アクリル人造大理石の浴槽と比較すると約5倍も滑らかと言われ、湯あかなどもスムーズに取れやすいことが特徴です。
鋳物ホーローとは、鋳鉄にガラス室の釉薬を焼き付けたもので、他にも保温性が高いことや熱の伝導率がよくお風呂自体が暖まりやすいことなどのメリットがあります。
調光が可能なラグジュアリーミラーやクオーツストーン製のカウンター、リラクゼーション効果の期待できる「肩包み湯」など、全体的にラグジュアリーな入浴体験が叶う設計となっています。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
4位:アクリアバス(クリナップ)→ 2024年2月より新商品SELEVIA
4位は、クリナップの「アクリアバス」です。
しかし、2024年2月から新商品の「SELEVIA」が発売され、アクリアバスはもう廃盤となっています。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
5位:L-CLASS(パナソニック)
5位は、「徒歩30秒の楽園(リゾート)」をコンセプトにした、パナソニックの「L-CLASS」。
こだわりの浴槽が、非日常的な入浴をもたらします。
ミクロの泡を含んだお湯が全身を刺激する「酸素美泡湯」や、湧き上がるバブルで身体をほぐす「リゾートバブル」など、入浴時間をラグジュアリーにクラスアップしてくれる機能が付いています。
その他には、傷がつきにくく掃除がしやすい「スゴピカ浴槽」や、高級感のある壁材・ガラスやブラックなどデザインレパートリーの豊富ドアなど、デザイン性の高さもポイントです。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
2.中級価格帯の「バス」ランキング
1位:サザナ(TOTO)
高級価格帯のバスランキングで1位に輝いたTOTO「シンラ」の下位モデルです。
頭と首をしっかり支えて身体に楽な入浴を叶える「ゆるリラ浴槽」 や、足裏のひやっとする感覚を解消する「ほっカラリ床」、床に除菌水をまく「床ワイパー」などが魅力です。
シンラの豊富なデザインバリエーションや「肩楽湯」・「腰楽湯」に、そこまでメリットを感じないのであれば「サザナ」でも十分だと思います。
この投稿をInstagramで見る
2位:リデア(LIXIL)
LIXILの「リデア」は、水面がどこまでも続くような、たっぷりとした湯量の入浴が叶う設計の「ミナモ浴槽」が特徴です。
浴槽の上縁を極限まで広げ、湯面の広がりと入浴時の開放感が感じられる浴槽に仕上げられています。
さらには組みフタを使えば、気温10度の環境で4時間経過しても-2.5度以内しか下がらないという保温性の高さも魅力。
人数の多いご家庭でも、節約しながら快適に入浴できます。
他にも冷たさを感じにくく、皮脂汚れが固着しづらい「キレイサーモフロア」や、渦の力でゴミをまとめる排水溝などお手入れしやすさも人気です。
この投稿をInstagramで見る
3位:グランスパ(タカラスタンダード)
「グランスパ」は高級価格帯の3位にランクインした「プレデンシア」の下位モデルです。
「プレデンシア」では浴槽素材に鋳物ホーローを使用していたのに対し、こちらの「グランスパ」は硬質で頑丈なアクリル系人造大理石を採用しています。
一般的なアクリル系人造大理石の浴槽は、アクリル表面材がわずか0.08mm程度の厚みですが、「グランスパ」は8〜9mmと約100倍の厚みを誇ります。
なめらかで傷つきにくい「キープクリーン浴槽」は、タカラスタンダードが他メーカーの追随を許さない技術です。
また、磁気タイルで掃除しやすい「キープクリーンフロアー」や重厚感をもたらす壁のホーローパネル、調光・色変更できる鏡背面の間接照明など、ラグジュアリーかつ頑丈な作りが支持されています。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
4位:BEVAS(パナソニック)
「人も、お風呂も、美しく。」をコンセプトにしたパナソニック発の「BEVAS(ビバス)」。
そのコンセプトから窺い知れる通り、壁材や床材はもちろん、浴槽部の“エプロン”と呼ばれる洗い場に面した側面も革や木目などのデザインエプロンから選択することができるデザイン性の高さが魅力です。
砕いた石材を練り込んだイタリアの床材「テラゾー」を模したプリント床材は高級感を感じることができます。
さらに「スゴピカ浴槽」やバスルームのノイズを排しながら機能性にもこだわった「2in1」(ツーインワン)など、ユーザビリティも兼ね備え、入浴時間を豊かに彩ります。
この投稿をInstagramで見る
この投稿をInstagramで見る
5位:ユーノベース(トクラス)
自分が欲しいものだけを吟味したバスルームにしたい方におすすめなのが、確かな基本性能と豊富なアイテムを揃えたトクラスの「ユーノベース」。
ユーノシリーズは「アーバンライフ」・「コンフォートライフ」と2種類あり、そのうち「ベース」はもっともベーシックな機能となります。
入り心地にこだわったという人造大理石の浴槽は、宙に浮いたようなデザインの「ブロッコタイプ」、人間工学を用いて作られたひょうたん型のような「エルゴタイプ」から選ぶことができます。
標準装備として高音質なスピーカーを備えた「サウンドシャワー」もあります。
その他には、オプションで「ダブルバブルバス」や「調光ダウンライト」など、さまざまな快適アイテムを選択できるため、自分好みにカスタムしたい人にはおすすめです。
3.普及価格帯の「バス」ランキング
1位:オフローラ(パナソニック)
普及価格帯の1位に輝いたのは、パナソニックの「オフローラ」。
はっ水・はつ油成分を素材に配合し、水アカがつきにくくなった「スゴピカ素材」を使った浴槽・水栓・カウンターがなんと言っても特徴です。
また、床から壁にかけて立ち上がり式の設計となった「スミピカフロア」で、カビの生えやすいスミ部分も清潔を保つことができるのもポイントです。
シャワーの快適性と節水を両立させた「W水流シャワー」も、家計に嬉しい配慮となっています。
この投稿をInstagramで見る
2位:グランスパ(タカラスタンダード)
タカラスタンダードのユニットバスの中で手の届きやすい位置にあるのが「グランスパ」です。
なめらかな風合いでお手入れしやすいアクリル系人造大理石を使った浴槽や、入浴後のお手入れがシャワーとスポンジだけで叶う「ホーロークリーン浴室パネル」、保温材で浴室を取り囲んだ「パーフェクト保温」など、様々な機能があります。
床材・浴槽もカラーを自由に選べるとあって、実用性を求める方はもちろん、好みの浴室イメージがある方にはとくにおすすめです。
3位:エブリィ(トクラス)
一般的に浴槽に採用されることの多いFRP素材より、さらにお手入れのしやすい「スターク」素材を使用した浴槽が特徴です。
お湯による劣化が少なく、表面がなめらかで汚れが落としやすいため、毎日のお風呂掃除が楽になります。
その上、選択アイテムとして自動で浴槽を掃除してくれる「おそうじ浴槽」も選べるため、普及価格帯のユニットバスの中ではかなりお手入れが簡単な方でしょう。
浴槽は保温性が高く、断熱材の入ったフタをすることで高い保温効果を発揮。5時間経っても2.5度しか温度の下がらない設計のため、忙しい家庭でのご利用にも適しています。
4位:エメロード(タカラスタンダード)
タカラスタンダードの中が発表するシステムバス(ユニットバス)4グレードのうち、普及価格帯の「エメロード」は浴槽素材に頑強なステンレスを採用しています。
タカラスタンダードならではの「ホーロークリーン浴室パネル」や、傷もつきにくく掃除がしやすい「キープクリーンフロア」は引き続き採用されているのも嬉しいポイントです。
ステンレス素材の特性上、浴槽はフタをすればある程度の保温効果も期待できそうです。お手頃価格にタカラスタンダードの魅力を味わいたい方は、こちらがおすすめです。
5位:ルクレ(ハウステック)
ハウステックの「ルクレ」も、少ないコストで綺麗な浴室を保ちたい方におすすめのユニットバス。
シャワーから出る「クリン軟水」は、水の硬度成分が少ないため、石けんカスの発生を抑え、カビを防ぎやすくしてくれます。
また、スイッチを押すだけで面倒な浴槽洗いを自動で行なってくれる「おそうじ浴槽」も魅力的なポイント。
さらには石目調や木目調、モザイク柄、抽象柄などの壁柄に始まり、床や浴槽もデザインの自由度が高いとあれば、普及価格帯のシステムバス(ユニットバス)の中では至れり尽くせりです。
4.まとめ
本記事では、価格帯別にプロ315名が選んだ人気ユニットバスランキングを紹介しました。
好みのユニットバスは、見つかったでしょうか?
ぜひ気になったユニットバスについては、メーカーのHPやショールームなどでチェックしてみてください。