リフォームをする際、自己資金でまかなえない場合は、ローンの検討も視野に入ってきます。
その場合、住んでいる家のリフォームなのか中古物件を購入してのリフォームなのかでローンの種類が異なります。
本記事では、住宅ローンとリフォームローンについて紹介していきます。
この記事を読めば・・・
- 利用できるリフォームローンがわかる。
- 返済の負担を軽減できる。
是非、リフォームの参考にして頂けたらと思います。
リフォームの種類で借りられるローンが違う
リフォームをする際、住んでいる家のリフォームなのか中古物件を購入してのリフォームなのかで、利用するローンが異なります。
住んでいる家のリフォームの場合は、金融機関のリフォームローンを利用するのが一般的です。
中古物件を購入して同時にリフォームをする場合は、住宅ローンとリフォームローンの2つを利用することになります。
住んでいる家のリフォームの場合
- 無担保ローン(最大500万・最長15年程度)
- 有担保ローン(最大5000万・最長35年程度)
- 財形住宅融資(最大4000万・最長20年程度)
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リフォームローンの選び方
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住んでいる家のリフォームは、リフォームローンが主流
リフォームローンは、大きく分けて3つあります。
リフォームローン
- 無担保ローン(最大500万・最長15年程度)
- 有担保ローン(最大5000万・最長35年程度)
- 財形住宅融資(最大4000万・最長20年程度)
無担保ローン(最大500万・最長15年程度)
小規模リフォームなら無担保ローンが一般的です。
無担保ローンは、抵当権の設定の手間がなく、保証料や手数料もかからないことが多いです。
融資額は最大500万円程度、返済期間も最長15年程度と無理がない。
有担保ローン(最大5000万・最長35年程度)
持ち家を担保にしてローンを組むのが、有担保ローンです。
抵当権の設定が必要で手間と諸経費が発生するが、最大5000万円程度まで融資してもらえる上、比較的低金利です。
返済は、最長35年ほどです。
財形住宅融資(最大4000万・最長20年程度)
勤務先での財形貯蓄などの条件を満たしている場合は、財形貯蓄融資。
財形貯蓄残高の10倍(最大4000万円)まで融資可。
5年ごとに見直されるとはいえ、低金利から始まるのが特長です。
中古物件を購入してのリフォームは、フラット35リノベがオススメ
中古物件を購入しリフォームする際は、購入のための住宅ローンとリフォームのためのリフォームローンが発生するが、別々に組むのではなく両方を合わせた一体型のローンがオススメです。
一緒に組むと、一般的な住宅ローンと同水準の金利になるので、返済の負担を軽減できます。
ローンをまとめるメリット
- 手続きが1回で諸経費も安くなる。
- 返済の負担を減らすことができる。
- 最大10年間金利が引き下げられる。
オススメは、フラット35リノベ
中古物件を購入してリフォームするなら、5〜10年にわたって金利が0.5%引き下げられるフラット35リノベがオススメです。
ただし利用するには、下記に挙げる性能向上
フラット35リノベを受けられる要件(いづれか1つで良い)
- 戸建ての場合は、住宅の床面積が70m2以上。
- 申し込みの時点で、竣工から2年を超えた住宅、または人が住んだことのある住宅。
- 住宅の耐久性など、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合している。
- 一定の要件を満たすリフォームを行い、中古住宅の維持保全にかかる措置が行われている。
リフォームローンを借りる際の注意点
住宅ローン返済中の場合は、リフォームローンを借りれないこともあります。
金融機関では年間の返済額の割合を年収で決めています。
例えば年収400万以上700万円未満は、35%以内が返済の限度額となります。
もし住宅ローンの返済額にリフォームローンを借りることで限度額を超える場合、新たなローンを組めないので注意しましょう。