リフォーム前に知っておきたいこと

【資金編4】リフォームローンについて



リフォームをする際、自己資金でまかなえない場合は、ローンの検討も視野に入ってきます。

その場合、住んでいる家のリフォームなのか中古物件を購入してのリフォームなのかでローンの種類が異なります。

本記事では、住宅ローンとリフォームローンについて紹介していきます。

 

この記事を読めば・・・

  • 利用できるリフォームローンがわかる。
  • 返済の負担を軽減できる。

 

是非、リフォームの参考にして頂けたらと思います。

 



リフォームの種類で借りられるローンが違う

 

リフォームをする際、住んでいる家のリフォームなのか中古物件を購入してのリフォームなのかで、利用するローンが異なります。

住んでいる家のリフォームの場合は、金融機関のリフォームローンを利用するのが一般的です。

中古物件を購入して同時にリフォームをする場合は、住宅ローンとリフォームローンの2つを利用することになります。

住んでいる家のリフォームの場合

  • 無担保ローン(最大500万・最長15年程度)
  • 有担保ローン(最大5000万・最長35年程度)
  • 財形住宅融資(最大4000万・最長20年程度)
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住んでいる家のリフォームは、リフォームローンが主流

 

リフォームローンは、大きく分けて3つあります。

リフォームローン

  • 無担保ローン(最大500万・最長15年程度)
  • 有担保ローン(最大5000万・最長35年程度)
  • 財形住宅融資(最大4000万・最長20年程度)

 

無担保ローン(最大500万・最長15年程度)

小規模リフォームなら無担保ローンが一般的です。

無担保ローンは、抵当権の設定の手間がなく、保証料や手数料もかからないことが多いです。

融資額は最大500万円程度、返済期間も最長15年程度と無理がない。

 

有担保ローン(最大5000万・最長35年程度)

持ち家を担保にしてローンを組むのが、有担保ローンです。

抵当権の設定が必要で手間と諸経費が発生するが、最大5000万円程度まで融資してもらえる上、比較的低金利です。

返済は、最長35年ほどです。

 

財形住宅融資(最大4000万・最長20年程度)

勤務先での財形貯蓄などの条件を満たしている場合は、財形貯蓄融資。

財形貯蓄残高の10倍(最大4000万円)まで融資可。

5年ごとに見直されるとはいえ、低金利から始まるのが特長です。



中古物件を購入してのリフォームは、フラット35リノベがオススメ

 

中古物件を購入しリフォームする際は、購入のための住宅ローンとリフォームのためのリフォームローンが発生するが、別々に組むのではなく両方を合わせた一体型のローンがオススメです。

一緒に組むと、一般的な住宅ローンと同水準の金利になるので、返済の負担を軽減できます。

ローンをまとめるメリット

  • 手続きが1回で諸経費も安くなる。
  • 返済の負担を減らすことができる。
  • 最大10年間金利が引き下げられる。

 

オススメは、フラット35リノベ

中古物件を購入してリフォームするなら、5〜10年にわたって金利が0.5%引き下げられるフラット35リノベがオススメです。

ただし利用するには、下記に挙げる性能向上

フラット35リノベを受けられる要件(いづれか1つで良い)

  • 戸建ての場合は、住宅の床面積が70m2以上。
  • 申し込みの時点で、竣工から2年を超えた住宅、または人が住んだことのある住宅。
  • 住宅の耐久性など、住宅金融支援機構が定めた技術基準に適合している。
  • 一定の要件を満たすリフォームを行い、中古住宅の維持保全にかかる措置が行われている。

 

リフォームローンを借りる際の注意点

住宅ローン返済中の場合は、リフォームローンを借りれないこともあります。

金融機関では年間の返済額の割合を年収で決めています。

例えば年収400万以上700万円未満は、35%以内が返済の限度額となります。

もし住宅ローンの返済額にリフォームローンを借りることで限度額を超える場合、新たなローンを組めないので注意しましょう。

 



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