リフォーム前に知っておきたいこと

【資金編3】理想のリフォーム予算の考え方



リフォームをする際、自己資金でまかなえない場合は、ローンの検討も視野に入ってきます。

その場合、いくらのローンが組めるのかを把握することが大事になります。

本記事では、ローンを組む場合の資金計画について紹介していきます。

 

この記事を読めば・・・

  • 理想のリフォーム予算を把握できる。
  • 借入金の目安が分かる。

 

是非、リフォームの参考にして頂けたらと思います。

 



ローンを組む場合、いくらぐらい借りれる?

 

無理のないリフォーム予算の考え方を、ここでは紹介していきます。

金融機関では年収負担率を30~35%前後で計算しますが、実際の生活を考えると少し厳しい金額となります。

年収にもよるが、25%程度に抑えれば無理のない生活を過ごせます。

 

step
1
収入から1ヶ月の返済可能額を計算する。


年収○○ × 年収負担率25% ÷ 12ヶ月 = 1ヶ月あたりの返済上限額○○

まずは返済の上限額を確認します。
最初に1ヶ月あたりの返済上限額を年収から算出します。
ただこの金額すべてが、返済に充てられるわけではありません。

 

step
2
次に維持費用を差し引いて、リアルな返済額を計算する。


1ヶ月あたりの返済上限額○○ - 維持費○○ = 1 ヶ月あたりのリアルな返済額○○

毎月の維持費を引いて、実際に支払える金額を算出します。
マンションなら管理費や修繕積立費、戸建てなら税金や保険、定期的なメンテナンスなどの維持費用を踏まえて計算します。

 

step
3
そして、いくら借りるのが妥当かを計算します。


1 ヶ月あたりのリアルな返済額○○ ÷ 100万あたりの返済額 × 100万 = 妥当な借入金○○

妥当な借入額を算出します。
金融機関から借りる妥当な住宅ローンの金額を計算します。
必ずしも借りられるとは限らないが、目安を確認しておく。

step
4
自己資金を足して総予算を算出する。


妥当な借入金○○ + 自己資金○○+援助金○○ ÷ 諸経費1.07 = 理想のリフォーム予算○○

 



金利と返済イメージ

 

自己資金が不足し、ローンを組む場合の資金計画で大切なのは、いくらなら返済可能かを確認することです。

年収から1ヶ月あたりの返済上限額を確認し、住まいの毎月の維持費を差し引きリアルな返済額を出します。

ここから金融機関から借りる妥当な借入金を出し、自己資金などを加えると理想のリフォーム予算が計算できます。

目安は、年収負担率を25%で計算すれば、毎月無理のない返済額になります。

 

100万円あたりの返済額(単位:円)

金利

返済期間

20年

25年

30年

35年

0.5%

4,379

3,546

2,991

2,595

0.6%

4,422

3,590

3,035

2,640

0.7%

4,466

3,634

3,080

2,685

0.8%

4,510

3,678

3,125

2,730

0.9%

4,554

3,723

3,170

2,776

1%

4,599

3,769

3,216

2,823

1.1%

4,644

3,814

3,263

2,870

1.2%

4,689

3,860

3,309

2,917

1.3%

4,734

3,906

3,356

2,965

1.4%

4,780

3,953

3,403

3,013

1.5%

4,825

3,999

4,351

3,062

 



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